物流・運送用語集(か行)

帰り便

到着地から出発地までの片道の運行のことです。
おもにチャーター便での運行について、出発地から到着地までの片道の運行を「行き便」、到着地から出発地までの戻りの運行を「帰り便」と言います。

かご台車

「ロールボックスパレット」ともいいます。
荷物をトラックに運ぶために用いられる運搬専用の台車のことです。
かご台車には、効率よく荷物が運べるように工夫されており、安全面の配慮もされています。
スチール製のかご台車だと軽いので、トラックまで荷物を運ぶ際も便利です。

貨物追跡システム

最新のコンピュータで荷物の集荷から配達までを一括して管理するシステムのことです。
集荷や配送の進捗状況を入力することで、リアルタイムの情報を共有することができます。
このシステムを活用することで、荷物の運送状況が手に取るように分かるので、トラブルや遅延を防止する効果が期待できるのです。
このシステムがしっかりと機能することで、品質管理のクオリティが高いと評価されるのです。

幹線輸送

拠点Aと拠点Bの間を結ぶ大量輸送のことをいいます。
集めた荷物をまずは拠点Aに集約して、そこから拠点Bへ輸送する方式です。
大きなトラックを使って、一度に大量の荷物を運ぶことでコスト削減ができ、輸送の効率化が図れるメリットがあります。

クール便

食品のような保冷を必要とする荷物を配送するサービスのことです。
クール便には、定温、冷蔵、チルド、冷凍という4つの温度設定ができます。
商品内容にあった温度設定を選ぶことができます。

混載便

複数の荷主の荷物や、目的地がバラバラな荷物をまとめて1台のトラックで輸送することです。
トラックの荷台にどれだけ積み合わせできるかという高度な技術が必要となります。