物流・運送用語集(な行)

日配品(にっぱいひん)

要冷蔵で賞味期限の短い食品を総称する言葉です。基本的に、毎日発注され、毎日納品される商品のことです。
主な日配品には、豆腐や総菜、麺類、牛乳、乳製品、チルド飲料、こんにゃく、納豆、生菓子などです。
(生鮮食品は日配品には含まれません)
「日配食品」、「デイリー食品」、「デイリーフーズ」と呼ばれることもあります。

荷主(にぬし)

運送業務を依頼する人(会社)を指します。
主に荷物を出す側を「発荷主(はつにぬし)」、荷物を受け取る側を「着荷主(ちゃくにぬし)」といいます。
荷主企業の中でも、年間3,000万トンキロ以上の荷物の運送を依頼する企業は、「特定荷主」に指定されます。
特定荷主に指定されると、5%のエネルギー5年間で改善・効率化を要求されるといった義務があります。

荷役料(にやくりょう)

「人の手で行う作業(=荷役・にやく)の依頼について発生する費用」のことです。
荷役料は、荷役を行う時間によって料金が決まる時間あたり料金と、荷役を行った量によって決まる作業あたり料金の2つに分類されます。

ノード(Node)

「物流拠点」のことです。
荷物を積みかえる場所や、保管できる場所のことで、具体的には配送物流センター、トラックターミナル、貨物専用駅や港、空港などを指します。

納品代行(のうひんだいこう)

メーカーや卸から商品を集荷して、量販店や百貨店に納品業者の代わりに商品を一括納品することです。
納品代行自体は1970年代から存在していました。
背景としては、百貨店・量販店がが大型化するにつれて、多くの納品業者が多くの商品を納品するようになり、百貨店の納品口が混雑してしまい、納品業者も納品と検品で長い時間待たされるようになっていました。
混雑をやわらげるために、百貨店側が運送会社を指定して、その指定運送会社が多くの納品業者の商品を集めてきて、それを店舗別、フロア別に仕分けて一括して納品するという効率のよい方法がとられました。