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荷物を探す際に多くの配車担当の方が毎朝条件を入力し、新着順に荷物を確認するところから一日が始まります。トラボックスには「よく使う検索条件を保存する」機能と、「保存した条件に合う荷物が出たら知らせる」自動検索機能があります。どちらも以前からある機能ですが、利用データを見ると、この2つを両方使っている会社とそうでない会社では、決まる荷物の数がはっきり違っていました。
しかも、どちらか片方だけでは差が出ません。理由と、設定の手順を順にお伝えします。
荷物が登録されてから成約が決まるまでの時間を、自動検索の通知の有無で分けて測りました。成約規模が同じくらいの会社どうしの比較です。
通知を受け取っている会社は46分、受け取っていない会社は104分。およそ半分の時間で決まっています。一覧を見に行くタイミングは、こちらの都合で決まります。電話中かもしれないし、伝票を書いているかもしれない。その間に出た荷物は、次に一覧を開くまで気づけません。通知は、荷物が出た側のタイミングで届きます。条件のいい荷物ほど早く決まります。1時間近い差は、そのまま「どんな荷物を見られるか」の差になります。
件数のほうも見ておきます。よく探す会社ほど決まるのは当たり前なので、探している量を揃えて比べました。月の検索回数が3,000回以上とほぼ同じ水準の会社480社を、機能の使い方で4つに分けています。
片方だけでは、どちらも使っていない会社とほとんど変わりません。両方が揃ったときにだけ、およそ2倍になっています。同じ形は、月の検索回数が1,000〜2,999回の会社でも確認できました(どちらもなし32.3件/保存だけ35.7件/自動検索だけ35.9件/両方57.4件)。探す量の水準を変えても、片方だけでは動かないという傾向は変わりません。
2つの機能は、それぞれ別の役割を持っています。条件の保存は、探す範囲を決める作業です。 発地・着地・車種・車両重量を毎回入力するのは手間ですが、それ以上に問題なのは、入力するたびに条件が少しずつぶれることです。昨日は関東発だけ見ていたのに、今日はつい全国を眺めてしまう。保存しておけば、範囲が固定されます。自動検索は、その範囲を見張る作業です。 保存した条件に合う荷物が出た時点で知らせてくれるので、一覧を開くタイミングを気にしなくてよくなります。片方だけでは効かない理由も、ここから説明がつきます。
条件を絞ることと、それを見張ること。どちらが欠けても機能しません。

検索条件の保存そのものは、7割の方がすでに済ませています。 1人あたり平均4.6件、多い方で16件の条件を使い分けています。ところが、自動検索の通知が実際に届いている方は、10人に1人しかいません。つまり、多くの方は「あと一歩」の状態で止まっています。条件を作る手間はすでにかけ終わっていて、残っているのは通知のスイッチを入れるだけ、というところです。
① よく使う条件で検索して、保存する
いつも入力している条件で検索します。発地・着地・重量・車種まで入れて、結果が出たら条件を保存します。条件を作るときのコツは、「これが来たら受ける」と言い切れる範囲まで絞ることです。保存する条件は、まず1つで十分です。いちばん台数を割いている路線から条件保存してみてください。.png)
よく使う検索条件の保存方法はこちら
② 保存した条件に、自動検索をONにする
保存した条件を開いて、自動検索をONにします。これで、その条件に合う荷物が出たときに知らせが届くようになります。複数の条件を保存している方は、主戦場の1つから始めて、通知の量を確かめてから増やすのがおすすめです。.png)
Q. 通知が多すぎて困りませんか。
条件が広いと、そうなります。届く量が多いと感じたら、条件を増やすのではなく絞ってください。着地の都道府県を減らす、車種を1つに限定する、といった調整で変わります。「通知が多い」は、たいてい「条件が広い」の言い換えです。
Q. 条件はいくつまで保存できますか。
最大10件、保存できます。実際、平均4.6件保存して使い分けています。ただし、いきなり全部に通知をつけるのはおすすめしません。1つずつ増やしてください。
Q. 保存した条件は、あとから変えられますか。
変えられます。季節や荷主の入れ替わりで走る路線は変わります。作ったまま放っておくと、いまは走っていない路線を見張り続けることになるので、半年に一度は見直すことを推奨します。
Q. 運賃や支払条件に影響はありますか。
ありません。保存も自動検索も、荷物の探し方を変えるだけの機能です。取引の条件そのものは、これまでと変わりません。
Q. 通知が来た荷物は、必ず受けなければいけませんか。
いいえ。通知は「出ましたよ」というお知らせで、受けるかどうかはこれまで通りご判断ください。
・荷物が登録されてから決まるまでの中央値は、通知を受け取っている会社で46分、受け取っていない会社で104分
・探す量を揃えて比べると、条件の保存と自動検索を両方使っている会社は、月の成約件数がおよそ2倍
・ただし片方だけでは、どちらも使っていない会社とほとんど変わらない
・会員の7割は条件の保存を済ませている。通知が届いているのは10人に1人
条件を1つ選んで、通知をONにする。まずはそこからお試しください。