
2024年2月22日に一般社団法人ドライバー・ニューディール・アソシエーション、三井住友海上火災保険株式会社と広島で開催いたしました、運送業界の経営者向けセミナー「2024年以降も勝ち残る運送会社とは?」のセミナーレポートをお届けします。
本セミナーは「2024年問題」の説明ではなく、現場の声、現場の対応方法を、より具体的に身近な内容を発信することで、ご参加いただく運送会社のみなさまが自社に持ち帰ることのできるヒントを得ていただく場となります。3名の運送会社経営者にご登壇いただき、パネルディスカッション形式にて行いました。
【 セミナー登壇者 】
■山下 俊一郎
株式会社ムロオ(広島県)代表取締役社長
社会環境・食文化の変化に対応した物流インフラを展開。食品流通業界屈指の実績と
ノウハウを活かし、温度管理を必要とする商品を中心とした物流に関わるサービスを一括で行う。
■下花 実
シモハナ物流株式会社(広島県)代表取締役社長
関東~九州まで物流拠点を展開し、主に食品に関わる多温度帯の3PL物流を自社のアセットで実現。積極的な新センターの計画と展開を行う。
■江川 哲生
株式会社ライフサポート・エガワ(東京都) 代表取締役社長CEO
関東全域に物流拠点を展開し、物流業界初の共同配送事業を実現。
物流業界の将来を見据えたダイバーシティ経営と人材育成を推進。
■吉岡 泰一郎 (モデレーター)
トラボックス株式会社(東京都) 代表取締役会長
求荷求車サービスを中心に「物流DXプラットフォーム トラボックス」を運営して24年目。運送会社向けインターネットサービスとともに、交流会やセミナーを全国で開催。
第5弾となる今回のセミナーでは、以前より要望の多かった中国地方での開催となり、非常に多くの方からお申し込みをいただきました。
当日はキャンセルもほぼ出ずに開催することができ、予定を大きく上回る71名の方にご参加いただきました。
セミナーでは、採用や自社ならではの取り組み、これまでの失敗談などパネリストのリアルな声を届け、
参加する経営者や現場責任者が、自社に活かすための背中を押してもらえるセミナーとなりました。
また、セミナー終了後には名刺交換の時間としてネットワーキングを設け、
登壇者や参加者のみなさまで活発な情報交換をしていただきました。
登壇企業の課題と解決方法(抜粋)
1.課題:配送作業の効率化
解決方法:配送に必要な備品にバラつきがあることでドライバーの負担が大きいことがわかり、効率化だけでなく人手不足の解消につながることを見据えて荷主と一緒に議論することで、統一化することができた。
2.課題:現場の社員不足
解決方法:採用拡大に向けて、性別などに関わらず多様な受け入れができるよう、支援制度の導入や働きやすい現場環境を整備することで社員登用拡大につながった。
3.課題:予測値や達成率の把握
解決方法:日々の収支がわかるようにしたことで、数字で判断ができる部分が増え、採用にかける費用など細やかな改善ができるようになり、多くのアイデア(発想)が生まれるようになった。
参加者からの質問(抜粋)
・Q 定着までの秘訣はありますか?
A 長期雇用に向けてホットラインを設置している。従業員から素直な相談をしてもらえるので、寄り添うことで定着につながっていると思う。
・Q 労働条件の改善はどのように行いましたか?
A 社内制度だけでなく、メーカーさんなどお取引先の会社さんと話し合うことも大事。社長が覚悟を持って話し合いに行くことで仕事内容の条件が改善され、結果としてドライバーの労働改善につながっている。
・Q 新しい仕組みを導入する時に気を付けるポイントはありますか?
A こまめに比較すること。色んなシステムやサービスがどんどん新しくなっているので、新しい情報を取り入れて比較することで自社に最適なものを見付けられると思う。
F株式会社様(広島県)
地元の大手企業の代表から直接、取り組み等の話しを聞けて良かったと思います。
A株式会社様(東京都)
経営者の皆様のディスカッション形式で堅苦しくもなく、学びの多い会でした。勉強させていただきました。
S株式会社様(神奈川県)
一流企業の社長様のお話が聞けましたことが、大変良かったと思います。
このような場を設けて頂きまして誠に有難うございました。
トラボックスでは運送会社向けに2024年問題を乗り越え、2024年以降も勝ち続けるために必要な対策方法と実際の取り組み、苦戦したことなどについて、運送会社の経営者を招きリアルな声をお届けするセミナーを定期的に開催しています。
■セミナー詳細はこちら
https://www.trabox.ne.jp/carrier/seminar.html